ミス・マープルとランタナ
ひとつ前の記事のターシャ・テューダーのところで触れた ミス・マープル、アガサ・クリスティが創り出した主人公の一人です。
クリスティの推理小説の中で活躍するのは、どれも個性的な人物ばかりです。
エルキュール・ポアロ、ミス・マープル、トミーとタペンス、、。
その中でもわたしが一番好きなのは、ミス・マープルです。
独身の老婦人ジェーン・マープル、 イギリスのセントメアリーミード村に住んでいて、抜群の記憶力をベースに、難解な殺人事件を持ち前の好奇心と洞察力で解決していく。決しておどろおどろしくない、シャープな推理がさえます。
お茶の時間、手作りのクッキー、ガーデニング、編み物と、彼女の日常は穏やかで牧歌的です。どちらかというとポアロは大げさで、クリスティが毒を少し込めた描写が多いような気がします。その点、ミス・マープルはクリスティの人生が投影されたような自然な感じです。
また、ランタナは色が変わっていくことから別名「七変化」とも言われています。
普通のかわいいおばあさんがシャープな頭脳で事件を解決していく展開は、この七変化に重なります。
ちなみに、ランタナの花言葉は「心変わり」「合意」「協力」「厳格」。
花の開花期も5~11月と長く、丈夫で育てやすい植物です。
ランタナとミス・マープル、少々こじつけな記事になってしまいました。
それにしても、アガサ・クリスティ、こうして書いているとまた読みたくなってきます。推理小説なのにいつ読んでもおもしろい。 (筋を忘れてしまったりもありますが)
不思議な魅力があります。
わたしのおすすめは「火曜クラブ」、短編なので気楽に読めます。それぞれの話が面白くてミス・マープルがスパッと事件の真相を明らかにしていくのが痛快です。
クリスティの推理小説の中で活躍するのは、どれも個性的な人物ばかりです。
エルキュール・ポアロ、ミス・マープル、トミーとタペンス、、。
その中でもわたしが一番好きなのは、ミス・マープルです。
独身の老婦人ジェーン・マープル、 イギリスのセントメアリーミード村に住んでいて、抜群の記憶力をベースに、難解な殺人事件を持ち前の好奇心と洞察力で解決していく。決しておどろおどろしくない、シャープな推理がさえます。
お茶の時間、手作りのクッキー、ガーデニング、編み物と、彼女の日常は穏やかで牧歌的です。どちらかというとポアロは大げさで、クリスティが毒を少し込めた描写が多いような気がします。その点、ミス・マープルはクリスティの人生が投影されたような自然な感じです。
ランタナ
さて、上の写真は「ランタナ」です。
ミス・マープルにはイングリッシュガーデンのバラよりも、このランタナの方が似合うと思います。小さな小花が集まっておしゃべりしているような感じがしますね。また、ランタナは色が変わっていくことから別名「七変化」とも言われています。
普通のかわいいおばあさんがシャープな頭脳で事件を解決していく展開は、この七変化に重なります。
ちなみに、ランタナの花言葉は「心変わり」「合意」「協力」「厳格」。
花の開花期も5~11月と長く、丈夫で育てやすい植物です。
小さい体ながら意志が強くて勇敢、コミュニケーション能力が高く、人の力を借りながら事件を解決していくミス・マープルに通じるかもしれません。
それにしても、アガサ・クリスティ、こうして書いているとまた読みたくなってきます。推理小説なのにいつ読んでもおもしろい。 (筋を忘れてしまったりもありますが)
不思議な魅力があります。
わたしのおすすめは「火曜クラブ」、短編なので気楽に読めます。それぞれの話が面白くてミス・マープルがスパッと事件の真相を明らかにしていくのが痛快です。