西郷どん

NHKの大河ドラマ「西郷どん」見てますか ?
昨年の「直虎」に続き好調をキープしているようですね。

わたしも見てます。
西郷どんと書いてすでに「せごどん」と呼ぶことに違和感はありません (笑)
今まで数々の大河ドラマを見てきたので西郷隆盛という人物については
知っているはずだと思っていたのですが、けっこう知らないことだらけです。
そういえば今までは坂本竜馬だったり、長州藩や、はては会津藩が主役の話だったりで
西郷さんは突然出てきていつの間にかいなくなった人だったような気がします。
それでも個性が強いので、ちょっと出ただけでも印象的でしたが、。


今回の「西郷どん」では彼のカリスマ的な死に動じないそのヒストリーに、
もはや尊敬の念を抱いております。
しかし、彼の悲しい行く末を知っている我々にとっては、
これからの展開が楽しくもありはたまた悲しくもありと複雑な心境です。

それにしても薩摩という江戸から遠く離れたところで起こる革命劇は、想像もできないほど熱い。
江戸から離れていたことにより目が届かなかったのかもしれませんが、
まして奄美大島や沖永良部島に流されていたことは、もう死んだも同然の身の上です。
そんなロビンソンクルーソー的な生活の中で生き残って、時代の表舞台に登場すること自体が運命的な感じがします。

そして、徳川慶喜の描き方もまた面白い。
歴史的な大政奉還後も毎日が日曜日のような生活をして生き続けた彼もまた、
強い人間だったのかもしれません。

人の世はそれぞれ、
歴史的な登場人物の生き方もまた現代に通じるものがあるように思います。
ただ、それでも時代の立役者たちが次々に命を散らしたことは本当に残念です。

坂本龍馬や小松帯刀が生き続けていれば、西郷さんの運命も変わったかもしれません。
まあ、もし、だったらというのはやめましょう。
長く生きるのも家康のように強運と忍耐、生きる能力が必要です。



このブログの人気の投稿

ポプラの木とゴッホの糸杉、そして十五夜

日光戦場ヶ原 穂先シモツケ群生

暑さにまけぬ花、木槿 (むくげ)

静かな湖畔、、神秘の湖 奥日光-湯の湖

ミス・マープルとランタナ