孤独のすすめ
こんにちは。
立春に入り少しずつですが春めいた陽気になってきました。
それでも、北陸地方では長く雪が降り続き苦労されていること、胸が痛みます。
さて、今回の題の「孤独のすすめ」についてです。
いきなり何だろうと思われるかもしれませんが、本の題名ですからご心配なく。
五木寛之氏の本です。
今年初めの投稿でこの本を読もうと宣言しましたが、初心を忘れないうちにと読了しました。続いて、篠田桃紅氏の「103歳になってわかったこと」も読んだので、備忘録として忘れないうちに感想を書こうと思います。(笑)
今回は五木寛之氏の「孤独のすすめ」を、
副題として「人生後半の生き方」と書かれていて、帯に書かれている「人は年をとると孤独という自由を手に入れる」という言葉も印象的ですね。
85歳の著者が言うのだから説得力があります。
周りに左右されずに個人として孤独を楽しむことが、人生を充実させること、
そのためには下記のことに気づくべきだと言っています。
ポイントを書きますね。
1. 諦めるということは、明らかに究めること。
自身の衰えや疲れを素直に認めること、そのうえでシフトダウンを考える。
そして人生の後半戦は長いということを自覚すること。
2. 人生には季節と同じで四季がある。それは「青春」「朱夏」「白秋」「芒冬」
山に例えるなら青春、朱夏は登山で白秋、芒冬は下山である。
人生の四季において自分がどこの位置にいるのかを見究めることが大事。
人生の醍醐味は下山にある。
3. 日本の現実は「心配停止」社会だ。
豊かな老人と貧しい若者たち、根底には嫌老感がある。
嫌老から賢老社会へ。
深い話なので、感想はなかなか難しい。
ただ人生にも四季があるというのは新鮮でした。
青春はもう遠く思い出すのももどかしいけれど、一番働き盛りは朱夏ということ、
そして自分は明らかに白秋にいるという立ち位置も自覚しました。(苦笑)
白い秋なんてなかなかいいじゃないかと思います。
シニアとかエルダーとかシニアミドルとかの横文字よりよっぽどすっきりしている。
それをどう生きていくのかはこれからの自分自身の人生後半の宿題かな。
とにかく下山を楽しみながら生きていこう。
力まず、それでいて五感を鍛えながら、、、そして孤独を楽しみながら。
では。
立春に入り少しずつですが春めいた陽気になってきました。
それでも、北陸地方では長く雪が降り続き苦労されていること、胸が痛みます。
さて、今回の題の「孤独のすすめ」についてです。
いきなり何だろうと思われるかもしれませんが、本の題名ですからご心配なく。
五木寛之氏の本です。
今年初めの投稿でこの本を読もうと宣言しましたが、初心を忘れないうちにと読了しました。続いて、篠田桃紅氏の「103歳になってわかったこと」も読んだので、備忘録として忘れないうちに感想を書こうと思います。(笑)
今回は五木寛之氏の「孤独のすすめ」を、
副題として「人生後半の生き方」と書かれていて、帯に書かれている「人は年をとると孤独という自由を手に入れる」という言葉も印象的ですね。
85歳の著者が言うのだから説得力があります。
周りに左右されずに個人として孤独を楽しむことが、人生を充実させること、
そのためには下記のことに気づくべきだと言っています。
ポイントを書きますね。
1. 諦めるということは、明らかに究めること。
自身の衰えや疲れを素直に認めること、そのうえでシフトダウンを考える。
そして人生の後半戦は長いということを自覚すること。
2. 人生には季節と同じで四季がある。それは「青春」「朱夏」「白秋」「芒冬」
山に例えるなら青春、朱夏は登山で白秋、芒冬は下山である。
人生の四季において自分がどこの位置にいるのかを見究めることが大事。
人生の醍醐味は下山にある。
3. 日本の現実は「心配停止」社会だ。
豊かな老人と貧しい若者たち、根底には嫌老感がある。
嫌老から賢老社会へ。
人それぞれいろいろな人生を送ってきたことでしょう。
でも、歳を重ねていくとみんな人生の後半戦に向けての同じスタートラインに立つんだなと思います。
著者は自分自身の過去も振り返りながら、また日本という国のこれからにも気を配りつつ、暖かなそして客観的な視線で淡々と語りかけてきます。深い話なので、感想はなかなか難しい。
ただ人生にも四季があるというのは新鮮でした。
青春はもう遠く思い出すのももどかしいけれど、一番働き盛りは朱夏ということ、
そして自分は明らかに白秋にいるという立ち位置も自覚しました。(苦笑)
白い秋なんてなかなかいいじゃないかと思います。
シニアとかエルダーとかシニアミドルとかの横文字よりよっぽどすっきりしている。
それをどう生きていくのかはこれからの自分自身の人生後半の宿題かな。
とにかく下山を楽しみながら生きていこう。
力まず、それでいて五感を鍛えながら、、、そして孤独を楽しみながら。
では。